2016/11/28 19:12


2016年11月29日、いて座で新月が起こります。この新月は海王星とスクエアを組み、精神性が強く刺激される配置となっています。ここに至るまで、自分が無意識のうちに選び取ってきたもの、そうせざるを得なかったことなどに「ハラオチ」する。そんな体験をすることがあるかもしれません。

 
新月は「スタート」の意味合いを持つタイミングですが、今回はいて座の土星と、いて座の守護星であるてんびん座の木星がセクスタイル。土星とやぎ座火星がさらにセクスタイルを組んでいるので、木星‐土星‐火星で「小三角」というかたちが作られています。いて座の新月に向けて「はいはいオーライオーライ、君そっちね」「おっと、じゃあワシここにおるわ」といった感じで(自分で書いておいてあれですが、なんだこの小芝居はw)、まるで示し合わせたように星たちが配置を組んだ、とても印象的な配置だと思います。

 

「自分はこれでよかったんだ」と不思議な納得のしかたをしたり、

「ああもう大丈夫だ」となぜかわかったり、

「本当に目指すべきものはこの道だ」と真っ暗闇の先に小さな光が見えてきたり、

 

といった不思議な気づきを得る人は、この新月周辺には多いだろうと思います。はっきりと認識したり、ことばで説明したりすることはできないかもしれません。でも、もし「小心の底からじんわりと湧いてくる気持ち」「理屈じゃないけど“わかる”」といったことがあったなら、どうぞそれを喜ばしいことと受け止めてみてはいかがでしょうか。

 

この新月は「はじまりの予感」を伴いますが、現実問題として物事も動いていきやすい運命を伴っています。とにかく前に進みたい、確かな手応えを得るために動きたい。また、名実ともに生きるーー精神的にも生を謳歌していきたい。そうした願いを持っていた方にとっては、またとないチャンスとなるでしょう。強い発展の機運です。

 

もしも傷ついて、真っ暗なほら穴の奥でただただ傷を舐め続けることしかできなかったような日々を送っていた人がいらっしゃったら、そろそろ出てきても大丈夫かもしれませんよ。大丈夫、もう前に進めます。風は冷たいけれど、澄んだ冬の空では星々があなたを応援しています。